2週間でTOEIC800点越えた勉強法
初めてちゃんと受けたTOEICで800点越えたので、勉強法を残しておきます。
最初はTOEIC学習に関する持論を展開していくので、何したのかだけが知りたい人はスクロールして後ろの方読んでください。
構成としては、
①はじめに(TOEIC学習に関して思うこと)
②使用したテキスト
③どうやって勉強したか
って感じになります。
①はじめに(TOEIC学習に関して思うこと)
受験や資格の勉強をしていると良く「学問に王道はない」という言葉を耳にします。
これがどういった文脈で使われるかというと、「生き急いでも成果は得られないんだから地道にゆっくりやっていきなさい」みたいな感じです。
TOEIC学習に当てはめれば、単に公式問題集や模試を解きまくるのではなく、日々のニュースを英語で聞いたり、PCの設定を英語表記にしてのんびりコツコツやっていけばいいということになります。
でも少なくとも僕は、本格的にTOEICに取り組むにあたってVOAイングリッシュニュースを聞き始めたわけじゃありません。英語のドラマも見ませんでしたし、ペンキンリーダーズも活用してない。大学受験の参考書だって本棚で埃をかぶったままです(特に大学受験の参考書を活用しなかったのは英断だと思っています。英文解釈が出来たところでTOEICの成績が劇的に上がるわけではないので)。
最初にキッパリと断わっておきますが、
英語学習に王道はないかもしれませんが、TOEIC学習に近道はあります。
これがこの記事における僕のスタンスです。
はっきりさせておきたいのは、TOEICで800超えたところで英語を喋れるようにはならないということです。
知らない人にとってはTOEICで800というのは英語強者に感じるかもしれませんが、僕は英語を喋ることはおろか、論文だってろくに読めません。ニュースもほとんど聞き取れないし。
「喋る」とか「読む」をメインにしたいなら、TOEICの勉強よりも英会話教室に通ったり、直接英語論文を読み始めた方が良いと思います。
ではなぜ僕がTOEICを受験してこの記事を書くのかというと、日本でのTOEICは「喋る」だとか「読む」とは別の次元で有用だからです。
つまり、履歴書に書けるし、会社によっては昇進要件をクリアできる上に、留学制度だって受けられるようになる。もしくは、大学院へ進学する際に有用かもしれない。
TOEICはそういう「手段」として、かなり強力なツールになり得ます。
そして、世の中にはその「手段」を追い求める人がかなり多いように感じられます。
彼ら(それはもしかしたらあなたかもしれません)にとってTOEICは「手段」でしかないので、よりコスパの良い方法で点数が稼げることを望みます。彼らは冒頭述べたような「学問に王道なし」なんて言葉をTOEICに当てはめたくないのです。かくいう僕もその一人です。
この記事はそんな彼らのために、僕が最も効率が良いと考え、実証した勉強法を紹介していきます。
②使用したテキスト
TOEIC関連の参考書を用意しようとすると、どうしても膨大なお金がかかります。
僕はあまり参考書にコストをかけたくなかったので、大体は大学図書館で間に合わせました。
ただ、図書館に置いてあった参考書はどれも10年近く前のもので正直不安でしたが(早速「最も効率が良い」に反してますね。ご容赦ください)。
終わってから振り返ると、TOEICで効率よく点数を取るために必要なのは
・単語帳
・part5/6のための文法本
・模試
・公式問題集
かなと思います。というかまんま僕が使った本の種類なんですけど。
模試に関しては2冊やりました。
順番に載せてくなら
TOEIC TEST英単語スピードマスター:成重寿
ブックオフで旧版買いました。¥360円也。
今は新版が出てるのでお金に余裕ある人はそっち買った方がいいかも。
この本の使い方ですが、単語に対応する例文を音声収録してるので
CDで例文聞きながら例文だけ読んでました。
例文のない単語は完全にスルー。
結構ペース速くて文の意味を掴むのも難しいけど、立ち止まらないのが肝要かなと思います。
というかこの本をじっくり読んでたら飽きます(
TOEICテスト究極のゼミ Part5&6:ヒロ前田
TOEICの勉強法について調べると必ずと言っていいほど出てくる「ヒロ前田」。
この人の本はどうしても1冊持っておきたかったので買いました。高かった…。
ただ、時間がなかったのでPart6や巻末のミニ模試はやらずにPart5のところだけ3周しました。
ある程度網羅的に問題配置されてるけど、ちょっと物足りないかなという印象。
Part5&6に関しては他のPartよりも量が重要になってくるので、イ・イクフンの『解きまくれ!リーディングドリル TOEIC TEST Part 5 & 6』をやった方がいいかもしれません。
模試は2冊やりました。
新TOEIC TESTキム・デギュンの究極厳選400問:キムデギュン
これかなり昔の本なんですけど、凄い良い本だと思います。
最新の傾向がどうしても気になる方には無理にオススメしませんが、解説が凄い丁寧なんですよね。
これ解いてちゃんと直しすれば飛躍的に成績伸びると思いますよ。新版出てないのが悔やまれる…。
新TOEICテスト スーパー模試600問:ジョージ:W.パイファー
ページを開くと「これで本番でも、難易度の差から生じるストレスを受けることはないはずだ」という一文が飛び込んできます。
つまり何が言いたいかというと、メチャクチャ難しいです。
ただ、スコアの換算表はそれを踏まえて作られていますし、
これの後に公式問題集やるとちょっとびっくりするくらい簡単に感じます。
TOEICテスト 新公式問題集vol.6
最初は上記の本だけで試験に臨むつもりだったのですが、
流石に一度は公式問題集もやっておくべきだろうと思い直し、
試験前日に慌てて買いました。1回だけやりました。
時間がなかったので直しは間違えたところしかやってない(
③どうやって勉強したか
まあ”②使用したテキスト”を見れば分かる通り、Part5&6だけは問題集用意して、後のPartは模試で間に合わせる形でした。
ただ、この方法だとPart3&4に少し不安が残る(解いてるとき正解かどうか自信が持てなかった)ことが多かったので、リスニングドリルもやっておいて損はないかもしれません。
Part7に関しては絶対に本文を精読しないことと、最初に何が問われているか確認することを徹底しておけば模試やっておくだけで十分好成績出せるかなと思います。
僕の場合2週間と銘打っておきながら実際にちゃんと勉強したのは10日前後(詳しくは覚えてませんが14日も勉強してた記憶ない)だったのですが、
3日で『TOEIC TEST英単語スピードマスター』を1回転
同じく3日で『TOEICテスト究極のゼミ』のPart5を一周
模試は1日で1つ解いて、次の日に直しって形でした。
1日の勉強時間は5~6時間かな。
最終的に『TOEIC TEST英単語スピードマスター』と『TOEICテスト究極のゼミ』は3周して、模試を計5つと、公式問題集を1回。
まあこれだけやれば結構いい線いけるんじゃないかなと思います。
他に質問あればツイッターの方で聞いてください。
では、参考になることを祈りつつ。。。